Japanese Association of Family Therapy
一般社団法人 日本家族療法学会

令和6年能登半島地震 関係者の皆様へお見舞い

 令和6年1月1日に最大震度7の大地震が発生し、能登半島周辺を中心に、石川県・富山県・新潟県・山形県などに大きな被害をもたらしました。お亡くなりになられた方とご家族に謹んでお悔やみ申し上げますと共に、被災された皆さまにお見舞い申し上げます。
 余震も頻繁に起き、不安なことでしょう。ライフラインの寸断や、寒冷な気候、水や灯油を初めとする物資の不足、衛生や安寧を保ちづらい環境下での生活がストレッサーとなり、高齢者・幼少の者や妊婦、障害をお持ちの方、療養中の方、健康だった方でさえ、心身の健康を害するリスクが高まってしまいます。自身も緊張し疲れている状態にありながら、高齢者や子どもたちや健康問題をもつ家族員を心配し懸命に世話をしているご家族の皆さまに、敬意を表します。どうか一刻も早く、必要な場所へ必要な支援が届きますように。そして皆さまが暖をとり、安心して休むことができますようにお祈りいたします。
 たいへんな被災地にありながら救援や医療・看護にあたっていらっしゃる皆さま、また外部から駆けつけて救援・支援の任に就かれている皆さまにも、敬意を表します。日本家族療法学会では、被災されたご家族や支援者の方向けに、さまざまな情報を発信していきたいと考えています。少しでも皆さまのお役に立てればと思います。
 皆さまが日常を取り戻し、生活が安寧なものとなる日が早く来ますように、心よりお祈り申し上げます。

日本家族療法学会会長 児島 達美
同 災害支援委員長 上別府 圭子

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