日本家族療法学会 国際交流委員会・教育研修委員会
―英国のInstitute of Family Therapy合同企画WS―
英国家族療法トレーニング機関であるInstitute of Family Therapy(IFT)と日本家族療法学会国際交流委員会・教育研修委員会でIFTの先生をお招きして事例検討を行う合同WSを企画しました。
IFTは、英国で現役有資格の家族療法家の為のワークショップを多く実施し、文化の異なる国での出張ワークショップの経験も豊富です。オンラインによるWSで日本とは異なる視点も多く得られると思います。ふるってご参加ください。
2時間半のオンラインによる事例検討
●日時:2025年1月25日(土) 19時から21時半(英国との時差の為夜間となります)
●定員:先着50名
●事例提供者: 宮本侑達 ひまわりクリニック(家庭医療専門医)
「50代末期癌男性と夫婦葛藤による身体症状を発症した妻への在宅医療」
●講師:Rachel Watson (Institute of Family Therapy, Project Lead MSc University of Bedfordshire)
Dickon Bevington (Institute of Family Therapy, Anna Freud Centre)
●司会:森野百合子(成増厚生病院, 日本家族療法学会国際交流委員長)
大森美湖(東京学芸大学 保健管理センター, 日本家族療法学会国際交流委員)
●通訳 : 大西真美(杏林大学臨床心理学科講師, 日本家族療法学会国際交流委員)他調整中
●参加費:5000円
※申し込み後,開催期日の一週間前までに参加費をお振込みください。振り込みが確認できない場合には参加申し込みは無効となりますのでご注意ください。
●申し込み方法:こちらのフォームよりお申し込みください。
IFT講師略歴
Rachel Watson:経験豊富な家族療法士、スーパーバイザー。ロンドンの国営医療機関で児童・思春期そして成人のメンタルヘルスサービスや、ケンブリッジ州の児童福祉部門で勤務後、現在はBedfordshire 大学で家族療法の修士コースを統括しています。)
Dickon Bevington:経験豊富な精神科医・家族療法士で現在はロンドンのAnna Freud Centreでメンタライジング理論に基づいた臨床や研究を実施しています。特に最近はメンタライジング理論をどのように日々の臨床に用いるか(AMBIT: Adaptive Mentalization Based Treatment)、さらにそれをハイリスクで治療に乗りにくい若者に用いる研究を行っています。
協賛:東京学芸大学